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こんなところにもAI! 将棋の棋譜を記録するAI

教職員コラム

こんにちは!
AIシステム科、情報システム科の江村です。
 
大晦日いかがお過ごしでしょうか。
今年はAI関連の記事をたくさん書いてきましたが、2019年最後の投稿もAIネタです!(飽きずに見てください)
 
そんな今回紹介するのは、将棋界をサポートしてくれるであろうAIです。
それがこちら。


株式会社リコーが開発している将棋の棋譜を記録するAIです。
 
囲碁や将棋の世界でもAIが活躍していることはご存知かと思います。「AI棋士が人間を打ち負かした~」なんてニュースが話題になりましたよね。
ですがこのAIは人間と戦うのではなく、人間同士の戦いをサポートしてくれるAIなんです。
ちなみに棋譜とはお互いの打ち手の順番を記録したもので、試合を振り返るために使われたり、分析するときに使われるものです。公式戦の棋譜はすべて記録して残されているそうなのですが、その担い手が不足しているとのこと。その問題を解決するために作られたAIだそうです。
 
syogi2
仕組みとしては、天井に設置されたカメラで将棋盤を撮影、AIに解析させることで棋譜に落とし込んでいるそうです。
 
syogi1
動画を見ればわかりますが、指し終えるとすぐに棋譜に起こしてくれます。
 
勝負事の世界では、AIは人間と戦うものというイメージが強いですが、使い方次第では人間の助けになってくれるという良い事例ですね!
 
2020年もAI関連のネタを配信していくので見てくださいねー。
それでは良いお年を!