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eスポーツ×オリンピック【オリンピックバーチャルシリーズ】

教職員コラム

 

こんにちは!

eスポーツ科の農頭です。

 

つい先日、eスポーツの嬉しいニュースが飛び込んできたのでその内容を紹介しようと思います!

 

その内容はこちら!!

 

「オリンピックバーチャルシリーズ」

 

これはIOC(国際オリンピック委員会)が公式に主催するeスポーツ大会の名称とそのロゴです!

 

オリンピックにeスポーツが採用される可能性は以前から示唆されていたと思いますが、今回の大会はオリンピック正式種目というわけではないにしても、主催があのIOCですからね。

 

この大会の実施の意義についてIOC公式サイトでは下記のように記載があります。

 

「オリンピック・バーチャル・シリーズは、バーチャル・スポーツの分野で新たな視聴者との直接的な関わりを深めることを目的とした、新しくユニークなオリンピック・デジタル体験です。その構想は、オリンピック・アジェンダ2020+5とIOCのデジタル戦略に沿ったものです。スポーツへの参加を促し、若者に特に焦点を当て、オリンピックの価値を促進するものです」

IOC トーマス・バッハ会長

 

 

このオリンピックライセンスのeスポーツ大会はオリンピックの価値を高めることに繋がると明言しているんですね。

今後もオリンピックバーチャルシリーズとして独立した形で継続されていくのか、どこかのタイミングで正式なオリンピック種目の一部に加えられるのかはまだわかりませんが、どちらにしてもeスポーツのステージがまた一つ上に上がったことは間違いないですよね。

 

現在公開されている競技、使用されるゲームタイトルは以下の5種類

 

・野球:「eBASEBALL パワフルプロ野球2020」

・モータースポーツ:「グランツーリスモ」

・自転車:「Zwift」

・セーリング:「Virtual Regatta」

・ボート: ※未発表

 

実施期間:2021年5月13日~6月23日

 

ラインナップを見て気づくのは、やはりまずは既存のスポーツに沿ったゲームを採用しているところですね。

オリンピックのイメージもあるため、人気ジャンルのシューティング系などにいきなり手を出すことはないと思っていたので納得の選出です。

 

そして面白いのは今回のオリンピックが東京だからなのか、5つのゲームタイトルの中に日本製のタイトルが2つ選ばれているというところ。

パワプロもグランツーリスモも国内でトップクラスの知名度を誇る歴史あるゲームなので、こうして国際大会に採用されることは喜ばしいことです。

 

競技タイトルに採用された「eBASEBALLパワフルプロ野球2020」のオリンピックバーチャルシリーズ仕様のスクリーンショット、動画が公開されていたので、最後にそちらを紹介したいと思います。

 

IOCが“オリンピックバーチャルシリーズ”の開催を発表。『パワプロ2020』や『グランツーリスモ』などが使用される

 

IOCが“オリンピックバーチャルシリーズ”の開催を発表。『パワプロ2020』や『グランツーリスモ』などが使用される

 

 

今後もっともっと競技タイトルや規模が拡大していくことに期待したいですね。

まずは今回の大会が成功に終わることを祈っておこうと思います!