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作品の思いにかける熱量の大事さ!

教職員コラム

こんにちわ、映像担当の皆川です!

稀にみる大寒波で寒さに凍える日々が続きますね

皆さんも風邪を引かないように暖かかくしてくださいね

 

さー今回はそんな寒さを忘れるくらい制作陣の熱量がすごい映画作品を紹介したいと思います!

皆さん昨年映画で上映された『ハケンアニメ!』はご存じですか??

 

 

直木賞作家の辻村深月さんが、アニメ業界で奮闘する人々の姿を描いた小説を映画化した作品です!

地方公務員からアニメ業界に飛び込んだ新人監督『斎藤瞳』、憧れの天才監督である『王子千晴』この二人が、同じクールで制作された多くのアニメの中で、一番成功したものに贈られる言葉「覇権」を取ろうと働く、アニメ制作現場を舞台とする作品となっています!

 

キャストに新人監督・瞳を吉岡里帆さん、天才監督・王子を中村倫也さんが演じ、作品の内容は素晴らしい作品に仕上がっており、面白いのですがそれだけではないんです!

この『ハケンアニメ』の劇中に登場するアニメなどのクオリティや設定がしっかりしていて、すごいんです

 

「テルマエ・ロマエ」や「ONE PIECE STAMPEDE」を手掛けた監督たちなど、実際に一線で活躍するクリエイター陣が手がけ、その声優のキャストとして人気声優が多数出演しているなど、とにかく再現度がすごい!

 

そして、パンフレットの豪華版には劇中で登場したアニメ誌「アニメゾン」に見立てた冊子が付いて、フルカラー全62ページで、劇中に登場したアニメ「サウンドバック」と「リデルライト」それぞれの設定資料、イメージボード、全12話のプロット、絵コンテの抜粋など、作品だけでなく、こういった細かな部分まですごい

 

 

原作者である辻村さんが、アニメ制作のプロデューサーに、何をするのかを取材するうちに、映像を制作する人達だけでなく、制作進行、映像メーカー、宣伝担当、放送局と、様々な役割や職種の人が携わることを知り、集団でのものづくりを大きな軸としつつ、作品ごとに別のチームになり、出会いと別れを繰り返すという関係性に着目した物語にしようと心に決めたそうです

 

そういった思いから、『ハケンアニメ!』のような素晴らしい作品が生まれるのかもしれないですね!

原作者の辻村さんもアニメが大好きだったらしいので、そこから熱量にも繋がったかもしれないですね

 

作品のポイントなどもわかりやすいので、とても見やすく、

アニメ制作の現場に興味がある方はおすすめです!

もちろん、劇中に登場する圧巻のアニメ表現にも注目してください!

映画の公開は終わっているので、Blu-rayやサブスクなどで、機会があれば見てください!

 

本日の一本はもちろん!

『ハケンアニメ!』