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ロボットで使用されるバッテリ(電池)

教職員コラム

皆さん、こんにちは。
システム系で制御(ロボット)の授業を担当しています谷内田です。
私のコラムは「コンピュータを使った制御」ということで、
『ロボトレース』を紹介しています。
今回は、ロボットで使用されるバッテリ(電池)をご紹介します。
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NiCd(ニッカド)バッテリです。
充電可能なバッテリで、数年前までロボトレースを始め、
色々なロボットで使用していました。
比較的に安価で、入手しやすいバッテリでしたが、
バッテリ自体が大きく容量(電気を蓄えておける量)も
あまり大きくありませんでした。
ラジコンやコードレス電話機など色々な製品にも使われていました。
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NiMH(ニッケル水素)バッテリです。
充電可能なバッテリで、形状はNiCdバッテリとほぼ同じくらいです。
(写真の物は、セルと呼ばれる電池単体の組合せ方の違いで
 形状が異なり、同じ組合せにすると大きさはほぼ同じです)
使用していた当時は、NiCdバッテリより値段が少し高いのですが、
容量が大きいのが特徴です。
パソコンやハイブリッド車などに使われています(いました)。
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Li-Poly(リチウムポリマー)バッテリです。
現在、NCCで使用しているバッテリです。
小型で大容量なバッテリで、ロボット大会で使用している人
はかなり多いです。(重さはNiCdと比較して2分の1以下です)
ただ、このバッテリは取扱いがかなりシビアで、
ちょっと間違った充電をしてしまうとバッテリ自体が
大きく膨れ上がったりします。
(膨れてしまった物は、危険なのでもちろん使えません。。。)
製品では、採用しているものがあまり思いつかないのですが、
パソコンのバッテリやラジコンの特に飛行機関係に
使われているようです。
バッテリですが、特に充電可能で繰り返し使える物は、
この数年でかなり進化したと思います。
特に携帯電話の小型化は、バッテリの軽量、
小型化が無くては出来なかったと思います。
現在も色々なところで研究されているバッテリですが、
今後もっと技術が進めば、電気自動車の走行距離も長くなり、
電気自動車が当たり前の時代になって行くのではないでしょうか。
私のコラムでは、今までロボトレースの紹介をしてきましたが、
今後はもっと幅を広げ、いろいろな技術の紹介をしていければと
思っています!