12.7

12.14

1.18

1.25

2.15

2.22

3.1

3.8

3.22

今年も行ってきた! CEDEC2017開催!!

最新コンテンツ

みなさん、こんにちは!ゲーム科の綿貫です。
この時期、毎年パシフィコ横浜で開催されている
『CEDEC』に今年も行ってきましたよ!
 
「CEDEC」とは…
国内最大規模のゲーム開発者のためのカンファレンス。
ゲームを中心にコンピュータエンターテインメント開発に携わる開発者や研究者が互いの技術や研究を発表したり、交流したりするイベントです。
平たく言えば、日本のゲーム業界の最先端が集まるイベントなのです!
 
IMG_5793
毎年、多くのゲーム企業が最新技術の発表をしているこのカンファレンス、今年も多くの知識を得るために参加してきました!
DSC_0042
一緒に参加した小山先生と入口でパシャリ。…なんだか
ヨコハマ恐竜展に行ってきたみたいになってますが、見てきたのは古代の生物ではなく、最新の技術です(^^;
 
会場内では複数のホールで同時にセッションが行われます。
20170901_111917392
こちらは中規模のホールですが、席が全て埋まるほどの参加者。ここでセッションの内容をお見せするわけにはいきませんが、公式ページでセッションに使われた資料を無料で閲覧することもできます。
 
また会場の外では、各企業・大学等が自社製品や研究成果を展示しています。
DSC_0023
DSC_0034
ガラガラに見えますが、この時間帯はホールでセッションが行われていたからです。セッションが終わると、通路を埋め尽くすほどの人で溢れかえります。
 
DSC_0038
技術系の本の販売もしており、まだ書店に出てないモノが先行して購入できたり、割引価格で買えたりもします。
 
 
中には体験できるセッションもあるので、私達もいくつか体験してきました。


こちらは砂のような粒体に、容器の底から空気のような流体を吹き上げると「砂が液体のようになる」というシステム。触ってみると本当に液体のような手触りですが、スイッチを切ると固い砂に戻ります。

こちらはVRを使用して育児体験ができます。実際の人形を使って赤ん坊をあやしたりミルクをあげたりしています。
無言で人形をあやしている小山先生は傍から見ていると凄いシュールですが…。

これはミミズや芋虫のような柔軟生物の柔らかさや動きをデバイスを通して感じることが出来るシステムです。
何だかちょっと気持ち悪いかもですが、ちゃんと触っているかのような触覚を得ることができます。

最後に任天堂の「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の試遊です。「何でゼルダ?」と思うかも知れませんが、今年はこのゼルダにまつわるセッションが数多くありました。
ゼルダのセッションは1000人入る大ホールでも立ち見がでるほどの超満員!あまりの人気ぶりに別のホールでパブリックビューイングを行うほどでした!
他のセッションももちろん濃い内容でしたが、ゼルダ関連のセッションも開発に役立つ情報が盛りだくさんでした。
 
あとはなんとアイドルのライブイベントも。
IMG_5807
IMG_5809
VRアイドルの「mariA」!このCEDECが初のライブ会場だとのことです。
声優とモーションアクターの人がリアルタイムで声と動きをつけているので、あんまり盛り上がっていない会場を見て、画面越しから客をいじる、なんてシーンも。
まさにライブ感の伝わるイベントでした。
(後半でちゃんと技術の紹介もしてました)
 
そして毎年恒例になっているペラコン。
IMG_5789
プロもアマも関係なく1枚の紙でゲームの企画を競う
ガチンコバトルです!
私も3度目の参戦、小山先生は初参戦でした。
IMG_5791
IMG_5792
…結果は全184作品中、私が21位と健闘、小山先生は93位で惨敗。(小山先生もまだまだだね、フフ~ン♪)
順位・名前・会社名が全て公開されてしまうという、
プロも戦々恐々とするこのペラコン。
応募するだけでもその勇気が称賛されるのですが、来年は小山先生と共に1.2フィニッシュを飾れるように作戦を立てていきますよ。
 
と、色々なセッションを回っていると、何だが見覚えのある顔が!ゲームメーカーで働いている卒業生とばったり遭遇!
DSC_0019
Snapshot_9a
「久しぶりー、仕事は楽しい?」なんて近況報告をしたり、セッションの感想を言い合ったり、盛り上がりました。
社会に出て活躍している卒業生を見ると、やっぱ嬉しいですね。これからも頑張って夢を追い続けてほしいです。
 
…と、長くなってしまいましたが、この3日間とにかく楽しく、たくさんのことを学んできました。
どんどんと新しい技術が生まれてくる業界ですので、
我々先生も日々の勉強は欠かせません。
新たに学んだことを学校に持って帰って、
会場に来れなかった学生の皆にも伝えていこうと思います。